石膏ボードの持ち方のポイントとは？合板との違いや重さ・比重について

石膏ボードは安価であることから、よく建築現場で用いられる資材です。しかし石膏ボードの特徴は安価なだけではありません。こちらでは石膏ボードとはどのようなものなのか、様々な特性や他の壁材との違い、重さ・比重についてご紹介します。石膏ボードを搬入する際、ぶつからないよう持ち方に注意が必要なため、荷揚げのプロに依頼しましょう。

石膏ボードとは、日本の住宅の9割に使用されていると言われるほど普及している壁材の一つです。石膏を板状にして紙に包んだものを壁材として利用しており、サイズによっては1枚500円程度と安価なのが特徴と言えるでしょう。

素材として一定方向に対して高い強度がありながら、カッターなどでも切断できる加工性のよさも持ち合わせています。また耐火性に優れているのはよく知られていますが、遮音性や調湿機能も持っているのが特徴です。

取り扱いの注意点としては石膏を素材としているため、一定方向の力には強いものの、ピンポイントの力には弱いことです。そのため、搬入する際は何かにぶつけることは厳禁で、持ち方にも注意が必要となります。荷揚げ屋の腕の見せどころの一つと言えるでしょう。

石膏ボードのメリットとして安価なことや高い強度、加工性、耐火性、防音性、調湿性があることは上述しました。ではその他壁材とはどのような違いがあるのでしょうか。

石膏ボード以外の内壁材となると、木を使った合板が挙げられますが、そのメリットは石膏ボードに比べ素材が木となるため、壁材としての強度は高いものとなります。そのため、重いテレビなども直接固定することが可能となり、壁に何かを付ける自由度では石膏ボードより上と言えるでしょう。

このほか、仕上げによりますが木の質感を生かした優しい雰囲気にすることも可能となります。逆にデメリットとなるのは耐火性で、これは素材が木であるため仕方ない部分ではあると言わざるを得ません。

また、価格が高くなりがちなのもデメリットの一つと言えるでしょう。重量面では石膏ボードより重いため、現場では持ち方にも注意が必要です。

トラックへの積載やエレベーターへの積み込みの際には、石膏ボードの重量をチェックしなくてはいけません。
そこでこちらでは、石膏ボードの重さ・比重を表でご紹介いたします。

石膏ボードは、建築資材としてはポピュラーであると言えます。日本の住宅の9割に用いられていると言われており、低価格で耐火性に優れているのが特徴です。

石膏ボードの中には重量が重いものもあり、持ち方が間違っていると欠損やケガのリスクも大きいため、人力で運搬する際は特に取り扱いに配慮が必要と言えるでしょう。荷揚げ屋は資材の特性を理解した持ち方を熟知しているため、資材搬入はプロに依頼することをおすすめします。

株式会社SHOOTでは、資材搬入（荷揚げ）の専門人材アウトソーシングを行っております。お客様の要望をひとつひとつ真剣に考え、現場での作業がスムーズに行えるように、考えられるムダをできるだけ取り除き作業できるように心掛けております。石膏ボードをはじめとした資材の搬入をプロに依頼したいという方は、お気軽にお問い合わせください。